BWAニュース
【証し】何が見えますか?(2020/08/13)
世界が挑戦を迫られている今この時、次に何が起こるのかと多くの人が不安の中にいます。健康と安全において、私たちの家族はいつも危険と隣り合わせで、日々の環境は著しく困難な状況にあります。私たちはいつも目の前のことに目を奪われています。
けれどももし私たちが目の前のことから目を反らして異なる見方をすることができたらどうでしょう。
神さまは私たちに詩編の作者を通して語りかけてくださいます。「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから。」(詩編121編1節~2節)主がすべてを治めておられ、私たちを見ていてくださり、すべての害から守ってくださるということが、この詩で明らかにされています。
列王記下6章17節を見てみましょう。エリシャは従者のことを祈って、「主よ、彼の目を開いて見えるようにしてください」と言いました。神さまが従者の目を開かれた時、主の万軍の天使が敵を囲んでおり、敵が主を畏れているのが見えました。
私たちが目を上げる時、私たちには新しい見方が与えられます。
5年先に目を向けると、神さまが、今どうあるかではなく、将来どのようになるかという視点で物事を見られるということを強く感じます。主は私の心にビジョンを示してくださいました。女性たちが世界規模で手をつないで、互いに励まし合い、強め合い、力づけ合っているビジョンです。
私たちは全能の神さまの娘であり(一ヨハネ3章1節)、共に立つことで力を得て(一テサロニケ5章11節)、一つの霊によって心を合わせて福音の信仰のために共に戦っています(フィリピ1章27節)。
私がBWA(世界バプテスト連盟)女性部の新しい会長になる時、ある夜、私は神さまに起こされて一つの絵を与えられました。私の住んでいる町の画家に頼んで絵画としてもらい、日々覚えるためにオフィスのデスクの上に掛けています。
世界中の海岸線に沿って並んでいる巨大な女性たちを私は見ました。彼女たちはその背後にあるものを守りながら、神の霊がその地に注がれるのを待っていました。どの人たちも目を見張るほど背が高く、力強く、勇敢で、連帯していました。年齢や人種の区別なく、全員が神の武具を身に着けて準備万端でした。
これまでにないレベルでこの連帯を感じる時が来ています。指導力に恵まれ、責任を持ち、心を一つにして立ち、神さまの召しに従っていく女性たち。人種の壁が壊れ、経済的地理的な壁が崩れ、女性たちが力強く声を上げる時が来ています。箴言31章8節の御言葉に聞きましょう。「あなたの口を開いて弁護せよ/ものを言えない人を/犠牲になっている人の訴えを。」
目を上げて神さまに私たちの国のヴィジョンを祈り求めましょう。力強く共に立ち、正義のために声を上げましょう。主と主のご計画に世界規模で仕えていきましょう。